2014年3月27日(木)
吉祥寺曼荼羅にてライブ無事終了いたしました。足をお運びいただいた皆様、ありがとうございます!お聴きくださった皆様、応援くださった皆様もありがとうございます!
これまでのライブは、詩の朗読ながらひとつの作品を楽曲のようなスタイルでお届けしていましたが、今回はライブ全体を芝居のような、(歌わない)ミュージカルのようなスタイルに仕上げてみました。でも、芝居じゃなく朗読、基本は大事にして。
ライブ全体のテーマは現実と虚構の狭間で人間の本質に迫るイメージを、下手に座りで語りを、センターのスタンドマイクで朗読をと、ステージ上を行き来する形で際立たせてみました。
雷雨の中の山小屋を舞台に『プロローグ:雷雨の中で出会った男』からスタート、朗読の間に語りの『エピソード』をはさむスタイルを作ってみました。そして初の機材導入!この日のテーマとなる効果音として雨と雷の音を手許のMTRで操作しつつライブ感を高めてみましたが、いかがでしたか。
作品は前半の暗く激しい感じから、後半の希望と救いに繋がる作品へと。この日のために書き下ろした「悪魔に魂を売る歌」を前半のメインに、心の闇を書きつつミステリーの要素も盛り込み、ドキドキ感を。後半は徐々に明るく、希望を歌う「喜びの歌」「明日へ」で優しいエンディングを目指してみました。
この一人ステージのスタイル、これからももっともっと進化させていくつもりですので、またの機会ご覧いただけると嬉しいです!
ひとつ、この日ご覧いただいた皆様にお詫びです。ステージ上での演出としてロウソクを取り入れたのですが、本番で火がつかない・・・落ち着いて!と3度トライするも消える・・・。仕方なく見切り発車で語りをスタート、ロウソクの下りはカットしてアドリブで繋げました・・・。途中でもロウソクを利用した演出の予定があったのですが、その場で全て変更することとなりました。ここも盛り上がりのひとつとして予定しており、本当に申し訳ないです。
何でそうなったかと言えば、リハーサルをガッツリ行ってロウソクがあらかた燃え尽きてしまったのですね。予備のもう一本をスタンバイして着火確認してすぐに火を消してしまったら芯が短くなってしまい、二度と火が着きませんでした。ああ・・・。ロウソクの取り扱い、ひとつマスターいたしました。次回こそはしっかりと。いえ、次回にロウソクの下りがあるわけではありませんが。
ドタバタもありつつ・・・お聴きくださった皆様ありがとうございました!私の未熟な機材捌きをサポートいただいた曼荼羅の皆様もありがとうございました!
この日の共演者は京都からいらした生き仏さん、そして朗読の平野キミさん。語り系?と括っていいのか分かりませんが、両者とも実力高く、独特の世界観を存分に発揮されている方!勉強になり、単純に楽しませていただき、そして終演後にお話させていただき、とても楽しい夜となりました。ありがとうございました!
写真は座りと立ちの両スタイルを。写真の下にセットリストを書いてありますので、良かったらご覧下さい!
*SET*
プロローグ『雷雨の中で出会った男』
生きる(仮題)
エピソード1『招かれざる訪問者』
悪魔に魂を売る歌
ねじれた輪
エピソード2『死の体験』
喜びの歌
エピソード3『明日へ』
明日へ
(斜字:語り)
*「メッセージ」カテゴリは詩(創作)ではなく、読者の方へのご挨拶やメッセージです。