2015年4月7日(火)
吉祥寺曼荼羅でのライブ、無事に終了しました。急激に冷え込む中、足を運んでくださった皆様、ありがとうございます!!
今回は久しぶりの一人朗読。生と死を巡る物語を詩でお届けしました。一人でやるステージは何かとシュールな方向に傾きがち。ご覧いただく方の眉間にしわが寄らないよう、なるべくライトに分かりやすいものを目指しましたが、いかがでしたでしょうか。
生と死を巡る物語と言っても、決して説教くさかったり、難解なものではなく、分かりやすくシンプルな作品と共に、手元での効果音やクラシック作品を使いつつ、詩の朗読という形でつづっていきました。
死を考えることで生が浮かび上がる、生を考えることは同時に死を考えることにも繋がる。
前半は死のイメージを後半に向けて生に繋がる作品へ、蝉の声とともに彼岸、鳥の声とともに此岸を表現してみました。そしてそれらを素敵な照明で彩っていただきました!ひとつひとつの作品に対する解説やお話なども、しようと思えば出来るのですが、このライブは35分全部で見て感じていただきたい表現。そして、ご覧いただいた方がコメントくださったのですが、死生観や宗教論や精神論ではなく、伝えたいことは本当にシンプルなことだけです。
ライブレポートに全然なっていませんね。この日全体を繋ぐモチーフとなった「食べて寝て」からその一部を。
食べて寝て ただ食べて寝て
その卑しさと醜さに生きている
食べて寝て ただ食べて寝て
その強さと気高さに生きている
そして、この日最後に読んだ詩を。
明日へ
お越しいただいた皆様、お聴きくださった皆様、本当にありがとうございました!そして素敵なコメントや写真を下さった皆様、ありがとうございました!いつもステージを彩ってくださる曼荼羅の皆様にも感謝です。
きれいごとでなく、皆様のお力が私を立たせてくださいます。ありがとうございます、そして絶えることなく続けていきます!
*SET*
食べて寝て 第一章
龍神さま(グノシエンヌ第1番/サティ)
ひまわり
食べて寝て 第二章
孤空
不在
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食べて寝て 第三章
ずっと昔に(愛の夢第3番/リスト)
生きる(仮題)
食べて寝て 第四章
明日へ(主よ人の望みの喜びよ/バッハ)
*「メッセージ」カテゴリは詩(創作)ではなく、読者の方へのご挨拶やメッセージです。