2013年12月25日(水)
12月25日、吉祥寺曼荼羅で行われた異なるジャンルのアーティストが交差するイベント「CROSSROAD」。引き続きライブ詳細です。
最後に詩人、noriko。
今回はピアノ幡野恵子とともに朗読をお送りしました。まずはオープニング、ご挨拶に代えて最初の詩「今、世界が」を。絵画や音楽をモチーフにした始まりを描いた作品、この日のイベントにふさわしいのではと選んでみました。「今、世界が動き出す」と。
その後はこれまでご紹介したアーティストの方とのコラボで、そしてラストに自身のステージとさせていただきました。
本編の1編目は「ハーフムーン」。この日が下弦の月、ちょうど半分の月の夜だったこともあり最初のこの詩を。2013年、ライブで一番たくさん朗読させていただいた作品です。その後に詩作のコンセプトである物語として、男の子が主人公の詩「永遠の光」「ピンク」。そして「休めの形」。ラストにはクリスマスイベントが決まった日からメインの作品にしようと考えていた「クリスマスプレゼント」を朗読しました。今回のステージ、幡野恵子さんのピアノの繊細で優美なイメージを取り込んだものを作りたく、詩の選択の段階からディスカッションさせていただきました。リハーサル、打ち合わせもしているのですが、こちらも音自体は即興ベース。流れる音を自分の中に取り込んでから発声していく、音に感化されて自分の朗読も変化、新たに広がる世界で表現してみました。本当に、音楽によって詩の世界観も大きく変わっていく瞬間は自分にとってもスリリングな時間となりました。
ありがたくもアンコールのお声をいただき、最後にもう一編「百万光年の彼方から」を。これはこの日のご来場プレゼントのポストカードのために書き下ろした作品です。クリスマスという言葉やモチーフは出てこないのですが、クリスマスのこの時期に流れるような誰かが誰かを思う暖かな気持ちをストレートに書いてみました。これは全くの打ち合わせなしで幡野恵子さんが即興ピアノを弾いてくださいました。
幡野恵子さんには開場から開演までの間、BGMのピアノも弾いていただきました。イベントのスタートにあたってライブペインティングの渡辺有葵さんとともに暖かくアーティスティックな雰囲気を作っていただき、会場の雰囲気、出演者のモチベーションともに高めていただきました!
ピアノそして暖かな会場の雰囲気の中、とてもリラックスして朗読することが出来ました。本当にあの場をご一緒していただいた皆様、ありがとうございました!感謝の言葉しかありません。本当にありがとうございました!!
*SET* <noriko>
- with 幡野恵子(ピアノ)
*オープニング*
今、世界が
*本編*
ハーフムーン
永遠の光
ピンク
「休め」の形
クリスマスプレゼント
*アンコール*
百万光年の彼方から
番外編。この日は「クリスマスの装い、小物持参、仮装などの方へオリジナルポストカードプレゼント」という企画をさせていただきました。企画に乗って素敵な装いでご来場してくださった皆様、誠にありがとうございます!本当に嬉しかったです。そして心でクリスマスを表現してくださった皆様もありがとうございます!ポストカードの作品はイベントが決まってから構想を練って作品にしたものです。そこへ、イベントフライヤーの制作もしてくださったkohichiroさんがオリジナルのイラストを使ったデザインで仕上げてくださいました。このデザインについては、こちらからの指示などは一切なし、詩の作品だけを投げて自由に描いてもらった、こちらもコラボ作品です。詩の言葉として宇宙空間のイメージを何度も繰り返すこともあり、真っ暗な宇宙空間のイメージを予想していたのですが・・・蓋を開けてみればこんな暖かなデザイン。そう、思想はこの路線なのです。それを素敵な世界に仕上げていただきました!皆さまのお手許で読んで楽しんでいただければ嬉しく思います。
最後になりますが、ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございます!応援してくださった皆様、本当にありがとうございます。そしてイベントにご賛同いただき出演してくださった皆様、イベントの具現化に大きな力を下さった曼荼羅スタッフの皆様、ご協力いただいた全ての皆様、本当にありがとうございました!!
初のイベントをクリスマスに開催させていただくことは私にとってとても大きなハードルでした。しかし、結果的にこれほどまでに素敵な企画が実現し、これほどまでに盛況な催しとなったこと、本当に感謝申し上げます。ありがとうございました!!
全ての皆様の幸せをお祈りして、イベントレポートの締めとさせていただきます。ありがとうございました。
写真色々です。撮影いただいた皆様、ありがとうございました。
*「メッセージ」カテゴリは詩(創作)ではなく、読者の方へのご挨拶やメッセージです。